前回の記事では、ショアからヒラマサを狙う際の釣果を伸ばすコツとして、
・ショートダイブorロングダイブ=交互に交えて魚の反応を伺う
・カラーで魅せるかorフラッシングで魅せるか=その時の光量次第で
この2つを意識して欲しいと言う事を書きました。
今回はあともう1つの釣果を伸ばすコツを書きたいと思います。
・活性に合わせたルアーサイズ選択
このテーマに照準を合わせ、前回の復習も兼ねて解説していこうと思います!
朝イチはララペン165Fのピンクマグマをキャストし、狙い通りにヒラマサをキャッチ!
このカラーを選択した理由は前回書いた通り、ローライトの時間帯はアピールカラーが強いから。
ローライトな朝イチのこの時間に150Fではなく165Fのサイズの大きなララペンを投げるのは、カラー+サイズでアピール力を上げ、少しでも魚に発見して貰いやすくする為であり、効率良く活性の高い魚を拾っていく為。
(ララペン200Fから投げなかったのはベイトが小さいキビナゴと言う事が分かっていた為)
魚に発見して貰う事を考えながら、その日の魚の反応の良いアクションを探って行く。
『ジャーク幅とポーズ時間を長く、ジャークスピードはゆっくりとしたロングダイブ』
『ジャーク幅とポーズ時間を短く、ジャークスピードは早めのショートダイブ』
この日はこの2つのアクションを1キャスト毎に交互に変えて探って行き、早めのショートダイブでチャッ・・チャッ・・とクイックなアクションに好反応を示す事を確認し、数を重ねて行った。
しかし、朝イチは魚の反応が良かったものの、日が昇るに連れてチェイスやバイトも段々と無くなって来た。魚の活性が下がって来たのか、スレてきたのか、明らかにシビアな状況となったデイゲーム。
ココで、165Fから150Fにララペンのサイズを下げてみる事に。
活性が下がって165Fでは喰いきらないんだけど、150Fなら口を使う!なんて事は良くある。
たった長さにしてみれば15ミリなんだけど、シルエットは結構違う。
朝イチの捕食タイムが終わった後も沖の深場に戻らずシャローをウロウロしているシビアな魚を、アピールさせ過ぎずにじっくり丁寧に誘い出す作戦。
カラーも勿論、アピールカラーからフラッシングするカラーへ変更。
まずは超フルメッキで探ってみるが、1,2投目は反応した物のバイトには至らず、スレてしまったのか、その後は反応ナシ。
魚に飽きられにくい、もう少しフラッシングを抑えたカラーへ変更。
佐渡のショップ「Deeppers」のオリカラ、「ぐりとびDSP」へチェンジ。
サイドに張り出したトビウオの羽根を意識したホログラムでアピールを抑えたフラッシング。
光を透過して細かく煌めくインナーグリッター。キビナゴがベイトの時は絶対に効くと思って忍ばせておいたカラーなのだ。
そして狙い通り、数投連続でバイト!チェイス!
魚が小さいのかなかなか乗らないが、魚の反応が今までとは明らかに違う!
チェイスしてきた数匹の中で一番大きなサイズがララペン150Fを横から掻っ攫っていき、遂にヒット!!!
潮が下がっていたので前の立ち位置まで出れた為、難なくキャッチ!!
5キロちょいのヒラマサ!!渋い中、アレコレやって手にした1匹は最高に嬉し~~~!!
朝マヅメは活性高い魚に魅せたモン勝ち。デイゲームは活性の下がった魚に如何に口を使わせるか。
魚の活性に合わせて、ルアーサイズを下げ、シルエットを細く小さくして、アピールを抑えてみる事もまた、1つの釣果を伸ばすコツです!!
・その日の魚の反応の良いアクションを一早く探る
・その時の光量次第でカラーを使い分ける
・魚の活性に合わせてルアーサイズを使い分ける
以上の3点を意識し、皆さんもララペンで秋のショアマサゲームを楽しんでみてください☆
タックル
ロッド:ショアプラッギング用2ピース984()
リール:ステラSW10000XG(シマノ)
ライン:ウルトラキャストマンWX8 4号(YGKよつあみ)
リーダー:キャストマンアブソーバー100lb(YGKよつあみ)
接続金具:ローリングサルカン1号+スプリットリング125lb
ルアー:ララペン165F ピンクマグマ (ジャンプライズ)
ララペン150F ぐりとびDSP(ジャンプライズ×Deeppers)