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Channel: 鈴木良幸の日本一周釣行脚
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【インプレ】レッドLEDライト!【自作ライトさん】

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昨年秋、
・レッド630nm シングルLED3モード
・レッド670nm ドームレスチューン 3モード(プロトタイプ)

の2種類を自作ライトさんからお預かりしていました。

※nmはナノメーターと呼びます


 

 


この夏、河川のウエーディングでクロダイを狙った際、ホント活躍してくれたレッドLED!!

感謝の意を込めつつ、素直なインプレをさせて頂きたいと思います!

 

 

まず、630nmと670nmの違いなのですが、赤い光の波長の違いで、数字が大きくなるほど赤が強くなり、人間が赤として認識出来る限界の数値に程近い(だったかな?)のが670nmとの事。

 

 

海水魚は630nm辺りからあまり見えなくなるようです。
淡水魚は逆に赤い光が見えるようになるらしく、同じ魚でも河口と河川内では、河川内の魚は赤い光が見えるようです。

 

実際、670nmレッドLEDは正直かなり暗く感じます。何より、赤い色が強い、と言うのが実感できます。

こっちも見づらいかもしれないけど、魚からも見えにくい。

超接近戦での攻防にはもってこいかもしれません。

 

 

 

変わって630nmレッドLED。本当に素晴らしかったです。
釣り人目線での見づらさと、魚からの見えにくさの絶妙なバランス。

その落とし所をよく理解した作品だと、使っていくうちに実感しました。

 


こっちも見えない。向こうも見えない。
こっちもあまり見えない。向こうもあまり見えない。
こっちも見える。あっちも見える。

この言葉の間の何処か。使い手が自信を持って妥協の出来る絶妙なポジションに、630nmレッドLEDは居るような感覚です。


 

 

水面が近い距離のウエーディングゲームや、足場の低い堤防、磯等においてレッドLEDは魚へ必要以上のプレッシャーを与えずに済むのはシーバスやクロダイのウエーディングで実証実験済み。

 

 

 

 

 

赤いライトだけでは違いがわからないので、同じく自作ライトさんが制作している「ズーム1000T」のLoモードで比較させて頂きました。

 

一度、足場が高い堤防からネットを使ってシーバスをランディングした際、遠近感がわからずにネットにルアーをひっかけてしまい、バラしてしまいました。

 

今思えばコレも慣れだとは思いますが、レッドLEDはそれほど照射距離が長くないので、足場の高い場所や遠距離での使用は素直に爆光ライトズーム1000Tをオススメします。

 

 

 

 



河川のクロダイゲームでクロダイをヒットさせた後、レッドLEDライトで照らしながら寄せてきた時。

 

 

 


白いライトで寄せて来た時。

写真だけでは全くわからないと思いますが、イメージ画像と言う事で・・・


この夏50匹以上のクロダイでライトの色を交互に使い分けて検証しましたが、明らかにレッドLEDの方が視覚的に魚に与える刺激は少ないように思えました。

 

今では河川のクロダイのウエーディングゲームでは、630nmレッドLEDしか持って行きません。

 


それと今夏のアカメ遠征の後半、レッドLEDしか現場へ持ち込みませんでした。

630nmレッドLEDは手元でのルアー交換には十分な光量はある。
ナイトゲームにおいて、ライトを点ける事は安全上でも必要不可欠な事。干潮時に釣り場の下見も何度もして、入釣ルートも頭に叩きこんだ。

 

とにかく、魚への不必要なプレッシャーを与えたくなかった。

だから僕は、630nmレッドLEDだけを首に下げて水辺へと降りた。

 
結果、今年の高知遠征は5匹のアカメをキャッチ。
特に後半の河川でのキープキャスト。
 
こちらの気配が上回るのか。向こうの食欲が上回るのか。
そういうシビアな駆け引きの中で、不安要素は少ない方が良い。
今回のアカメ遠征ではそれを実証した形となりました。




今夏一番試してみたかったのが、高知遠征へ行った際に橋脚の明暗の暗部に着いているアカメを照らしてみたらどういった反応をするのか。

 

 

通常の白いライトで照らした所、暗部に潜んでいたアカメは一瞬で急速潜航。写真を撮る暇さえありませんでした。

 

 

しかし、630nmレッドLEDではどうでしょう。

 

 

 

 

 

照らしたアカメは暫くの間逃げないのです。

写真に収める余裕すらあります。

※このアカメ、軽くメーターオーバーです。

 


白い光と赤い光で何匹かのアカメを照らしてみましたが、白いライトで照らした場合、やはりアカメは反転するか、潜ってしまいます。


しかし赤い光は、暫くの間は反応せず、時間差があっての反転、潜航すると言ったデータが取れました。
※勿論、釣り人が居ない状況を確認した上で実験的に照らさせて頂いています。

 



僕が630nmレッドLEDを使って来た結論として、「レッドLEDは慣れ」と断言しておきます。
「赤い光」は初めは慣れず、見にくいかもしれません。

照らす事によって出来る影も通常の白いライトよりも暗いので、慣れるまでは十分注意してください。

 

しかし、630nmレッドLEDのもたらす恩恵は大きかったです。
ライトを点ける事によるプレッシャーをレッドLEDで軽減できる、と言う事を使っていくうちにひしひしと感じました。

 

ライトの色に応じて変わる魚の反応等を見るのも楽しく、ナイトゲームの楽しみ方が増えた事には間違いありません。

 

現在レッドLEDのライトを使っている方も、レッドLEDのライトを検討中の方も、興味を持たれた方は是非下記URLからジャンプしてみて下さい!

 


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