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Channel: 鈴木良幸の日本一周釣行脚
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スウェルズ復活!3年ぶりの里帰り。

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3年前の春を過ごした思い出の地。国境の島、上対馬。

遊漁船「スウェルズ」の船長にお世話になり、海の事、魚の習性等、沢山学んだ。

船長は実の息子のように可愛がってくれて、山育ちの僕は幼い頃から憧れていた‘海での生活’を満喫。

 

 

遊漁船の中乗りとして、それ以外の日は‘漁師’として、船長と海に出て魚と向き合った。

ショアからのルアー釣りだけでは見えてこない世界がそこにはあって、それはもう沢山の経験を積む事が出来た素敵な日々だった。

 

しかし僕が島を離れた後スグに船長が体調を崩し、漁も遊漁船もお休みする事に。

あれから何年か経ち、最近ようやく体調が戻って来たとの連絡を受けていたが、いよいよ今月から船長が海に復帰するとの事で、久しぶりに里帰りする事に・・・!

 

 

フェリーまでの空き時間、何だかんだ4年の付き合いになるnada.のテスター、ルアパラ九州で毎号活躍中の中村祥也君と近況報告を兼ねて2人で居酒屋さんへ。

途中からトシさんも来てくれて、餃子、明太子、ラーメン、酢もつ、お刺身…博多の美味いモンを満喫☆ 博多は美味いモンだらけでホント困る(笑)

 

 

博多を22時半に出た1日1便のフェリーは、午前4時には上対馬に着岸する。

初めて味わう国境の島の晩秋の朝。 風が冷たく、本当に寒い。

 

「良幸、よく来たな。」「船長、ただいま。」と、久々の再会もそこそこに沖磯へ出撃。

3年ぶりの上対馬!やっと、あの海へ帰って来た!!良い風吹いてる!!

 

 

 

なんと、初日の午前中だけでいきなり6本のヒラマサをキャッチ。

3年ぶりの里帰り、早速海からの歓迎を受ける事が出来ました。

この時期のヒラマサは脂が乗って美味しいので、我が家と釣り仲間に送る分と今晩の宴会用に4本キープする事に。

 

沖から帰ってきた後は、久々の上対馬をフラッと散歩してみた。相変わらずいつも港に群れを成してるアジが居て、透き通った海があって、のんびりした午後を過ごしました。

 

 

その晩は釣って来たヒラスとヒラスズキ、僕の大好きな対馬B級グルメ‘とんちゃん’(しかも1kg!)を囲み、船長と久しぶりの乾杯。

3年間積もりに積もった話、ここ数年で一番呑んだんじゃないか?ってくらいに思い切り深酒してしまった。まぁ今日くらいは良いよね(笑)

 

 

その後の日程も、とにかく毎日ヒラマサに会えると言う嬉しい状況。シケでベイトが寄り、連発ヒットも。

こんな状況じゃなきゃ試せない事、色んな試行錯誤で魚に口を使わせる事がとても楽しく、ヒラマサに口を使わせる引き出しをまた幾つか増やす事も出来た。

 

アレコレ試せるだけの魚影に恵まれた上対馬の海へ感謝。 で、アレコレ試しに行くのが僕の仕事。

 

 

博多へ帰った後は博多の釣り仲間と、アツい釣りトークで盛り上がりました☆

博多天神ウェスト→ショアスタイル→中村祥也邸(朝までw) 皆さん、楽しい時間をありがとうございました!!皆さん、また遊んでくださ~い!(^^)!

 

 

 

これからまだまだ狙えるヒラマサ&ヒラスズキ!ヒラマサは1月まで、ヒラスズキは翌年5月までのロングランで狙えます。

オフショアは12~2月の寒サワラ寒ブリ、4~6月の春マサ、夏マサ、春の鯛ラバ&1つテンヤで狙う真鯛もオススメ。上対馬の海の楽しみ方は尽きません。

 

 

瀬渡し&宿泊のお問い合わせは「スウェルズ」℡070 7585 3341

瀬渡し1日5000円、素泊まり1泊4500円、1泊2食付6500円。

オフショアチャーターが35000円(4名まで)なので、コチラもオススメです。

 

近くにスーパーや商店が無いので、素泊まり希望の場合は食料を持ち込む必要があります。(電子レンジとポット、冷蔵庫はあります)比田勝港までの送迎は無料です。

 

↓荷物を先に送る事も可能です。↓
〒817-1724
長崎県対馬市上対馬町豊1187

スウェルズ 

 

優しくて面白くて面倒見が良い船長が対応してくれますので、まずはお気軽にお電話を♪

「良い魚を釣って貰いたい」という気持ちがとても強く感じられる素敵な船長です。

 

僕のブログを見て来たと言って頂ければ、船長が何かサービスしてくれるそうですので是非(笑)

 

 

アクセス

福岡空港から博多港へ

フェリーで上対馬へ (博多港22時半発、翌朝4時頃に比田勝港到着)

比田勝港から送迎で民宿へ直行し、準備が出来次第港まで徒歩移動し(徒歩2,3分)出船。

 

帰りは民宿から比田勝港まで送迎。

15時05分比田勝港発、20時55分博多港着のフェリーに乗り、タクシーで(約15分)福岡空港へ。その日の飛行機に間に合わない場合は博多で1泊。
 

少しお金はかかりますが、対馬空港から博多まで30分の空路を使ったり、厳原港からジェットフォイルで博多港へ早く着けばその日の飛行機に乗る事も可能かと思います。

対馬空港、厳原港までの送迎は要相談で対応可との事ですので、お問い合わせの際にご相談ください。

 

遊漁船、上対馬‘スウェルズ’を、よろしくお願いします♪

 

 

 

 

 


【ショアマサ】渋い状況の最終手段!

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以前のブログでヒラマサの食いが渋った時間の打開策として、フィネスタックルで狙う記事をアップしたのですが、その時の最後に自分の凡ミスでラインブレイクしてしまいました。

 

前回のラインブレイクのリベンジをする為、朝の時合が終わってヒラマサの喰いが渋った午後、フィネスタックルに挑戦!

(モンスターバトル106+ステラSW6000HG+PE2号+ナイロン40lb+ララペン150F)

もし大型が掛かってもやり取り出来るよう、前回よりワンランクタックルを強くして挑みました。

 

 

 

フィネスタックルに持ち替えてキャストを始めると、途端にバイト!

一瞬乗ったがバレてしまい、その後数回、水面下でモジるようなバイトや足元までチェイスしてくる姿が。

先ほどまでPE3号+ナイロン80lbのヒラマサタックルで同じララペン150Fで誘い出していた時は全くと言って良い程に反応しなかったのに・・・

 

 

追い風に乗せて沖へフルキャストした後、数回のショートジャークの後のポーズで吸い込むようにバイト。

手元にガツンと言う衝撃が伝わった所で大きくロッドを立ててプレッシャーを掛け、ファイト開始!!

 

 

同行の遠藤君がヒットに気付き、ファイトシーンを撮影してくれていました。

と言っても、ほぼランディングシーンだけですが(笑)

 

 

 

キャッチしたのは4kgのヒラマサ!サイズ的にはまだまだ上を狙いたい所だが、渋い状況にタックルをアジャストさせて獲った、嬉しい1本!!

ルアーはララペン150FのまあぼうSP。ローライトだったので、アピールカラーのレッドヘッドを使用しました。


 

 

 

その後、渋い状況にアジャストさせる為、僕より更にワンランク細いタックルで狙っていた同行の遠藤君にもヒラマサがヒット!

波が足りずにズリ上げる場所が無く、海苔だらけで滑る足場を丁寧に移動し、終始落ち着いたやり取りでキャッチ!!

 

 

まだ大学生の彼と一緒に釣りに行くのは、これで2回目。

彼は遠征専門のスタイルの為、決して釣行回数が多い訳でもない。

しかし誰かに教わらず、独学で釣りを学んで来たにしては素晴らし過ぎる釣りの腕前。

 

 

今回の釣行で、良型のヒラスズキもキャッチした彼。サラシを撃つタイミング、流し方、ルアー選択。思わず彼の釣りを暫く観察してしまう程に、とても上手だった。

来年の春から就職との事だが、機会があればまた一緒に磯に立ちたいと思える、今後が楽しみな若手アングラーです。

 

 

 

今回の釣行で、食いの渋ったヒラマサに対してのフィネスタックルの有効性を改めて認識する事が出来ました。

無謀な細さのタックルセッティングは推奨しませんが、渋い状況の最終手段としてパワーを抑えたタックルを備えておくのも悪くありません。

このような渋いタイミングでヒラマサを狙うチャンスが訪れた際には、フィネスタックルで挑戦してみたいと思います!

 

 

【使用タックル】
ロッド:モンスターバトル108(ジャンプライズ)

リール:13’ステラSW6000HG(シマノ)
ハンドル:RC-SW(スタジオコンポジット)
ライン:アップグレードPEWX8 2号(YGKよつあみ)

リーダー:ナイロンショックリーダー40lb(YGKよつあみ)
ルアー:ララペン150F(ジャンプライズ)

 

~ウエアデータ~
・キャスケットⅡ 
・エクストリームⅢ
・アルティメイトレインジャケット M グレー
・システムアップバッグⅡ レッドステッチ
・アナトミカルタイタニュームグローブ M
・ハイブリッドチェストウエーダー
(アングラーズデザイン)
・ターポリンポーチ ブラック(ジャンプライズ)

・フェルトスパイクシューズ

 

 

\スマガツオ/

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先日ヒラマサ狙いで遠征した際、ベイトのキビナゴに着いて磯際を回遊していた超絶美味しいターゲットのお話・・・。

 

朝の時合が終わり、少し食いが落ちて来たヒラマサに合わせてルアーのサイズを下げてララペン150Fへチェンジ。暫く投げていた所、数度のチェイスの末にようやくヒット!!

 

 

「なんか喰った!!ヒラゴかぁ~?イヤ、違うコレは・・・!!!」

 

 

 

「Foo~↑スマガツオキタ――(゚∀゚)――!!!」

 

 

 

 

 

キャッチしたのは45cm程のスマガツオ!これ絶対美味いヤツだゾ~嬉しい~!!
迷わずお持ち帰りだ!!食べるのが楽しみ過ぎる。血抜きしてタイドプールへ。

 

 

 

同行していた遠藤君はぶっ飛び君95Sの水面スキッピングでスマガツオ!

「カツオ来ました~!!」

「バラすなよ!それ美味い奴だから!!笑」

 

 

 


自動的に本命がヒラマサからスマガツオへシフト(笑)ヒラスズキタックルに持ち替え、ぶっ飛び君95Sを沖へフルキャスト!

水面をスキッピングで誘ってくると「バシュッ!」と水飛沫を上げながらチェイス→ヒット!

 

 

 

ヒットした後は強烈なファーストラン!寄せて来た後も右へ左へ狂ったように暴れ回ってくれるので最高に面白い!!しかも美味しいなんて、なんと贅沢な事か・・・

 

 

吐き出したベイトはキビナゴ。まさにぶっ飛び君とマッチザベイト!

カツオ系はジグミノーやシンペンを水面スキッピングで狙うと効果的なことが多く、以前オフショアのカツオのナブラ撃ちでも、ジグミノーのスキッピングで良い思いをした事がある。もしカツオが回って来た時は、是非お試しください♪

 

 

 

遠藤君が釣った50cm以上あるスマガツオ!ドラグはギャン鳴き、寄せてからも右へ左へ。魚は見えてるのに全然キャッチに至らず、レクシータは常に満月男前!頑張ったね(笑)

 

 

 

僕が血抜きをしている間に遠藤君がボコボコ釣る物だから、いつの間にか遠藤君が釣って僕が血抜きしてタイドプールへ移すと言う流れに(笑)
今晩食べる分と実家に送る分をお互い確保したので、雨も強くなってきた事もあって早上がりする事に。

 

 

 

さて、宿に帰ってお楽しみの実食タイム・・・

 

 


分厚く豪快に切ったスマガツオの上にネギと大葉を細かく刻んだ薬味をたっぷりとかけて頂きました!!

「やべぇよ、やべぇよ、こんなに美味かったっけ?」予想以上の美味さに箸が止まらない。

 

 

バターとニンニクでスマガツオのソテー。刺身もソテーも、あっという間になくなりました(笑)

この時期のスマガツオは脂が乗っていて最高の味。下手なマグロを食べるより全然美味しい。なかなか流通しない魚なので、もし売ってたら間違いなく買ってしまうだろうな(笑)

 

 

 

スマガツオ君、釣れてくれてありがとう!是非、また釣れてね(笑)

楽しくて美味しい最高の釣行でした♪デカい魚と美味しい魚は大歓迎!!(笑)

 

 

 

~タックルデータ~

ロッド:オールウェイク106モンスターバトル プロト(ジャンプライズ)
リール:13’ステラSW6000HG(シマノ)
ハンドル:RC-SW(スタジオコンポジット)
ライン:アップグレードPEWX8 2号(よつあみ)
リーダー:ナイロンショックリーダー40lb(よつあみ)
接続金具:コンビリング#4(ジャンプライズ)
ルアー:ぶっ飛び君95S 背黒メッキ(ジャンプライズ)
リング:スプリットリング#4(N.Tスイベル)
フック:ジャンプライズトレブルMMH#4×2(ジャンプライズ)

 

タックル

ロッド:ショアプラッギング用2ピース983()

リール:15’ツインパワーSW8000HG(シマノ)

ライン:ウルトラキャストマンWX8 3号(YGKよつあみ)

リーダー:キャストマンアブソーバー80lb(YGKよつあみ)

接続金具:ローリングサルカン1号+スプリットリング125lb

ルアー:ララペン150F ぐりとびDSP(ジャンプライズ×Deeppers)




~ウエアデータ~
・キャスケットⅡ 
・エクストリームⅢ
・アルティメイトレインジャケット M グレー
・システムアップバッグⅡ レッドステッチ
・アナトミカルタイタニュームグローブ M
・ハイブリッドチェストウエーダー
(アングラーズデザイン)
・ターポリンポーチ ブラック(ジャンプライズ)

・フェルトスパイクシューズ

 

 

ヒラマサ狙いで朝マズメ勝負!

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今年は黒潮大蛇行のせいでなかなか水温が下がらないせいか、この時期に期待出来る筈の良型ヒラマサになかなか会えずに居ます。

 

この日のベイトはキビナゴ。これに着いて接岸しているヒラマサは、ちょっと喰わせるのが難しい。とにかく見切るし、いまいちスイッチが入りづらいのだ。

少しでも活性の高い朝マズメに賭ける作戦で、まだ明るくなりきらない時間帯からキャストを開始し、足元で何度かのミスバイト。

 

少し誘い方をスローに、ダイブを長めにアクションを変えてじっくりみせてあげると沖でバン!と勢い良く水面を割り、ようやくヒット!!

 

 

 

手前に根がテーブル状に張り出していたので、ゴリ巻きでキャッチしたのは4kgクラスのヒラマサ!

ズリ上げた後も磯の上が海苔だらけのせいで魚は滑って海へ帰ろうとするし、コッチも素早い動きが出来ない(笑)

 

 

ローライトはアピールカラー!グローベリー、サイドに並んだピンクドット、ピンクヘッドでとにかく魚に見つけて貰う事を意識する。

朝の時間はララペン150Fよりアピールさせやすいララペン165Fで。

 

 

カラーローテで釣果をアップさせるメソッドはコチラ!

ララペンで秋マサ攻略!

 

 

その後は数回チェイスがあったまま、夜が明けてしまった。

明るくなったタイミングでララペンのサイズはそのままに、ブルーフラッシュへカラーチェンジ!

 

カラーを変えると、待ってましたとばかりにすぐさま全身丸出しで飛びついてきたヒラマサ!

光量でカラーを変える事は、青物を狙う際にも絶対に効果的なメソッドの1つです。

 

 

 

今度はサイズアップの5キロ半のヒラマサ。

なかなか浮いて来なかったのでもっと大きいと思っていましたが、ベリーフックが胸ビレ付近にフッキングしていて抵抗が大きかったせいでそう感じたようです(汗)

 

 

朝マズメは明るくなるまではアピール系カラー→陽が昇って明るくなったらフラッシング系カラーのローテーションが鉄板!
今回は短い時合を確実にモノにする為、アレコレと試すのはマズメ以降と決め、朝はララペン165Fで固定、カラーチェンジのみで釣りをしてみました。

  

ララペン165Fで反応が無くなった後は、ルアーサイズを落とす作戦にシフトしていく事をオススメします!
この後もルアーサイズを落とし、ルアーのカラーも色々と替えて魚からの反応を得る事となるのですが、その様子はまた次回に!

 

ルアーサイズで釣果をアップさせるメソッドはコチラ!

【ショアマサ】活性に合わせたルアーサイズ【ララペン】

 

 

キビナゴパターンにグリッターカラー!

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朝マズメが終わり、ひと段落した雰囲気のベタ凪の海。

時折、キビナゴのベイトボールが浮き、水面がザワつく。魚は居るようだ。後はどうやってスイッチを入れるか。朝マズメに無難な釣りしたぶん、アレコレ試してみる。

 

ミノーを早巻きしたりジャークしたり、ジグをシャクったり、シンペンの水平フォールで誘ったりしたが、1度シンペンの水平フォール中にバイトがあったのみ。

 

結局、ララペン150Fで水面へ誘い出す作戦へ。

朝マズメに使用したララペン165Fよりもアピールを抑え、カラーもレッドヘッド、超フルメッキと試すも、水面下で何度かもじるような波紋が広がったのみ。

 

デイゲームキビナゴ着きで実績のあるグリッターカラーへチェンジ。

水面下でもじるような波紋が何度か続いた後、水面を割るようなバイトが数度。

やがてようやく、勢い余った魚が喰い付いてきたような感じでヒット!!

 

 

 

サイズは3kg程と大きくは無いが、ヒラマサをキャッチ。

渋い状況にしっかりと対応させて獲った貴重な1本。状況を読み、対策し、魚からの応えを貰う。こういう事の積み重ねが、とても大切だと思っている。

 

カラーは佐渡のルアーショップ「Deeppers」のオリカラ、「ぐりとびDSP」!

デイゲームで使用頻度の多い、大好きなカラーの1つです☆

 

 

 

続いて、先日の記事で書いたスマガツオもキャッチ!その小さい口で頑張って食べたね~(笑)

もしかして水面下でもじって帰っていく小さい波紋の正体は、スマガツオなのかも・・・

 

他のカラーを色々と投げて反応よろしくなく、グリッターカラーに変えてからそれなりに反応を得る事が出来た事を考えると、キビナゴがベイトの時には、グリッターカラーが効果的なのは間違いなさそうです♪

 

 

ジャンプライズを、卒業します。

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2017年12月31日。

本日を持ちまして、5年間お世話になったジャンプライズを「卒業」する事となりました。


 

自分が積み重ねて来た経験を元に、自分の求める物を作るのが夢だったから。

何をやっても続かない僕が、唯一続けて来れた事が釣りだったから、好きを仕事にしたかったから。

ジャンプライズを卒業して、2018年。動き出す決心をしました。

 

 

これからもずっと、井上さんと一緒にやっていきたい気持ちは勿論ありました。

しかし、ずっと抱いてきた「独立」と言う夢は、どうしても消せない大切な夢でした。

 

 

 

この5年間。井上さんに釣りの技術を認めて貰いたくて、走り続けてきました。

 

その間、釣りの技術、プロアングラーとして、経営者として、開発者として、ノット、タックル、細かく挙げればキリが無いくらいに、井上さんから沢山の事を学びました。

 

 

 

今こうしてブログを書いている間も、この5年間で井上さんと笑い合った時を一つ一つ思い出すと自然と笑えて来て、同時にどうしようもなく 寂しさが込み上げてきます。

 

 

居心地の良さに甘えてジャンプライズに居ても、僕の「独立」の夢は叶えられない。そこを何より井上さんは考えてくれていました。

 

居心地の良さや寂しさを越えた先に本当の僕の夢があると思ったから、一歩踏み出す事にしました。

 

 

後ろを振り返っても、もうジャンプライズに僕の居場所は残っていません。

 

夢を追って歩き出す決心がついた僕を、「中途半端はダメだから、ジャンプライズは卒業だ。」と、敢えてジャンプライズに僕の居場所を残さずに、僕の背中を押してくれた井上さん。

 

 

それぞれ自分のメーカーを持つ者同士、経営者として、これからは一線を引く事になりますが、井上さんとの仲は以前のまま変わりません。

 

ジャンプライズのスタッフからは外れますが、ジャンプライズ製品が大好きなのは変わりません。今後は自分でジャンプライズ製品を購入し、自社のラインナップだけでは補えないような状況で、使用して行きたいと思っています。

 

 

 

 

 

「どこまでやれるか楽しみだな!」 

「旅立ちの日にでも歌おうか?(笑)」と笑いながら送り出してくれた、井上さんとまあぼうさん。

 

2人はいつまでも僕の兄貴分、姉貴分であり、恩人です。

 

 

 

「今日まで本当にお世話になりました。ありがとうございました。」

 

 

 

 

 

 

そして今まで、

「ジャンプライズの鈴木良幸」として接してくれたジャンプライズファンの皆様。

 

本当にありがとうございました。

どうか今後とも、「鈴木良幸」をよろしくお願い致します。

 

 

ジャンプライズ出身、井上友樹さんに育てて貰った僕の独立。

今後は、自分の求める物を作り上げる為に活動していきます!

 

 

既に動き出しているプロジェクトもありますが、2018年より正式に、

「鈴木良幸自社ブランド」始動です!

 

 

今年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い致します。

それでは皆様、良いお年をお迎えください。   

 

平成29年12月31日 鈴木良幸 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明けましておめでとうございます!

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明けましておめでとうございます!

今年もよろしくお願い申し上げます!

 


昨日発表した「釣具メーカー独立」の件に対し、ブログ、SNS、LINE等を通じて、本当に沢山の応援のコメント、メッセージを頂きました。
 

期待、応援して下さっている皆様の期待に応えたい。良い物を作り上げたい。
その気持ちが強くなった事は言うまでもありません。本当にありがとうございました。

 

 

 

昨晩も会社の設立に必要な書類や定款の作成に必要な事項をまとめていたら、いつの間にか年が明けていました。
年末年始と言えば、面白いテレビ番組を観ながらお酒を呑んできた20代前半でしたが、今は少しでも時間を無駄にしたくないので、今やるべき事を真剣に進める年末年始です。

 

 

 

新たなスタートを切った僕にとって、この平成30年は「挑戦」の年です。

1日1日を大切に。自分に厳しく。

今まで以上に本気で頑張る日々を過ごして行きます、今年もよろしくお願い致します!

 

平成30年元旦 鈴木良幸

 

厳冬期のランカーヒラスズキ!

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北西風吹き荒れる極寒の磯へ、大好きなヒラスズキを狙いに行ってきました!

気温は氷点下1度。風速は北西13m。水温15度。ヒラスズキを狙う水温としては若干、低め。

 

マルスズキより南方系の魚であるヒラスズキは、低水温では活性が低くなかなか出てこない。

大雑把な撃ち方、流し方をしてるとなかなかヒットに繋がらない。この日も本当に苦戦しました。

 

上の画像のようなオープンエリア、ワンドに入り込むピッチの狭い風波を、広範囲に面で探ってみたが、全く反応が無い。

適水温のハイシーズンや、ベイトが入って魚にスイッチが入っている時はこの釣り方でもそこそこのバイトを拾えるのだが、そんなに甘い状況では無かった。

 

 

そこで作戦変更。シモリや岩の裏といったピンポイントを1つ1つ丁寧に撃っていく事に。

「ココも居ないか・・・ココもダメか・・・。」

強い北西風にラインを取られながら、キャストコースを邪魔されながらも、ピンで狙ったポイントを撃っていく。

 

 

如何にも出そうなシモリにセットの波が当たって砕けてサラシが出来、2度目のセットが当たって砕け、最後のセットが砕けるのを待ってキャスト!

 

スッ、とルアーに水を噛ませて流していくと、カーン!と気持ち良いアタリ!
待ってました!とばかりに思い切りフッキングを入れると、かなりの重量感!引き波に乗って潜っていく魚をロッドで溜め、次の寄せ波で浮かす!


エラ洗いした姿はランカーサイズ!ルアーを半分以上飲み込んでいるようだったので、強気なファイトで寄せ、足元は絶えず波が寄せている為、何とかハンドランディング!

 

 

キャッチしたのは83cmのランカーヒラスズキ!
魚が接岸していないのか、居るのに口を使ってくれないのか、どちらにせよ渋い状況で丁寧に攻めてキャッチした嬉しい1本!

 

 

出来るだけ水から揚げず、丁寧に蘇生してなるべく深い場所まで一緒に魚を連れて行く。
ゴロタ浜みたいなシャローは魚が満足に泳ぎ切れず、打ち寄せる波で魚が沖へ泳がず岸に戻され、波に引きずられて岩に何度も当たって弱ってしまう事がありました。

それ以来シャローではこっちに危険が及ばない水深まで一緒に連れて行き、引き波に乗せて頭を沈めるようなイメージでリリースするようにしています。



ここの所ヒラマサに夢中でなかなかヒラスズキを狙って釣行して居なかったので、久々にデカいヒラスズキ特有の豪快なエラ洗いを堪能する事が出来て大満足な釣行でした!
 

 

タックル

ロッド:オールウェイクモンスターバトル108(ジャンプライズ)

リール:ステラSW4000XG(ステラ)

ライン:ヴァリアントPE1.7号(エクリプス)

リーダー:キャストマンアブソーバー40lb(YGKよつあみ)

接続金具:コンビリング#3(ジャンプライズ)
ルアー:ロウディーモンスター130F(ジャンプライズ)

(ジャンプライズのスタッフとしては卒業致しましたが、代表の井上友樹さんのご厚意で既存の製品について使用させて頂いております。)


鹿児島離島ヒラスズキ遠征! 前編

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鹿児島の離島へヒラスズキを狙って遠征した昨年末。

昼過ぎに鹿児島へ着き、夕方のフェリーで島へ渡るのだが、この日はかなりのシケ模様。
 
島へのフェリーが出るか微妙な海況ではあったが、フェリー会社のHPを確認すると「予定通り運航」との事。

フェリー乗り場へ向かうバス停に並んでいた所、前に並んでいた方が「え?欠航!?」と声を漏らし、並んでいた方が次々と電話でやり取りし、一人、また一人と列から離れていく。

 

僕の携帯に、島の釣り仲間から着信。「ヨシ君!今日欠航になっちゃったよ~!」
「え~!」まさかの事態に唖然。バスが来る1分前。いや~参ったな・・・。

 

 

鹿児島の釣り仲間に連絡してみると、大変有り難い事に数人の釣り仲間が仕事が終わってから集まってくれた。

久々の再会で盛り上がり、あっという間に日付が変わってしまった。楽しい時間を、有難うございましたm(__)m!

 

 

翌朝の便は予定通り運航との事で、翌日の午前中に無事に島に渡る事が出来た。

早速準備し、着替えて磯へ出撃!!

 

 

昨日のシケが残ってくれており、見渡す限りヨダレが出そうなサラシが発生している。

しかし期待に反して魚の反応は無い。水温もまだ結構高く、島の釣り仲間曰く「まだヒラスズキがあまり接岸して居ない。」と話してくれた。

それでも居着きの個体、もしくは沖から差して来た先発隊が少なからず居る筈・・・。

 

 

 

手前の根周りやゴロタのブレイクを丁寧に探って行くと、ようやくヒットした50cm程の可愛いヒラスズキ。

やっと釣れてくれた鹿児島離島産ヒラスズキ。ゴロタ浜の先まで出ていき、なるべく水深のある場所でリリース。

しかしこの後ヒットは続かず、手前を一しきり攻め終えた所で、沖の根回りに狙いを絞り、今まで手前を撃って来たコースを引き返す。

 

 

どうしても釣れないとどんどんピンを攻めていくから、結果的に根掛かりが頻発。
半分以上戻った所で、70m程先の根掛かりギリギリのきわどいポイントに良いサラシ+如何にも付いて居そうな沈み根を発見。

風が弱いのも味方して、狙いのポイント、コースへ1発で入った!

 

 

 

ルアーを馴染ませて流し始めた瞬間、グンッ!と重々しいバイトで重量感たっぷりのヒット!
幾つも岩越しにキャストしていたので、魚をいなしながら得意のオープンベールで立ち位置変更。

岩に魚がスタックしないよう、岩にラインが噛まないよう、魚をジグザグに寄せながらランディングしやすい場所へ段々と誘導。デカヒラ特有の強烈なエラ洗いを楽しみながら、ゴロタへズリ上げる。

 

 

キャッチしたのは、82cmのマッチョなランカーヒラスズキ!
コンディション良く、かなり筋肉質な魚体でした!狙い通りのコースに入れてのヒットは最高にキモチ良かったです。



この後も暫く残りの道中を撃ってみましたが反応は得られず、なかなか渋い状況だと言う事が判明。

そんな中で釣れてくれた素敵な魚に感謝。日が暮れる前に宿に帰る為、初日はこれにて終了する事に。

 

 

 

家を出てくる時に釣り仲間から借りて来た本と、島の釣り仲間から頂いたホンガツオの刺身とハラミの塩焼きを頂く。

途中から島の釣り仲間も来て下さり、久々の再会に釣りトークが止まらず、楽しい夜を過ごす事が出来ました。

 

 

翌日へつづく!

 

 

タックル

ロッド:オールウェイクモンスターバトル108(ジャンプライズ)

リール:ステラSW6000HG(ステラ)

ライン:アップグレードPE WX8 2号(YGKよつあみ)

リーダー:キャストマンアブソーバー40lb(YGKよつあみ)

接続金具:コンビリング#4(ジャンプライズ)
ルアー:かっ飛び棒130BR(ジャンプライズ)

 

 

大変申し訳ございませんでした。

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本日は皆様に謝罪しなくてはいけない事がございます。

私が今までしてきた事含め、事実を伝えさせて頂きたく思います。

 

 

平成29年10月の釣行時に虚偽の発信をしました。
平成29年10月11日~10月22日の日程で小笠原諸島の母島沖磯へ、試作品テストの目的でジャンプライズ代表の井上氏と2人で釣行しました。
 

日程前半は思うように魚に恵まれず、沖磯へ瀬渡しをしてくれてた船長が冷凍ムロアジを使ったデッドベイトの釣りを提案してきてくれました。

そこで井上氏と話し合い、残りの日程をお互いデッドベイトも使って釣りをする事にしました。


小笠原諸島の沖磯への瀬渡しチャーター代は1日11万円になります。

この釣行はジャンプライズの試作品テストと言う目的で来ていたので、合計100万円以上の費用をジャンプライズ社に負担して頂きました。当時は私もジャンプライズ社の一スタッフです。

高額な費用をかけて釣りに同行させて頂くと言う事は、私にとって非常に貴重な経験でした。

 

テストという目的で同行させて頂いたのに、試作ルアーで大した結果を残せなかった不甲斐なさが先行してしまい、ブログやSNSでは使用ルアー「プロト115g」と記載してしまいました。

しかし本当はコクハンアラ、メジロザメもデッドベイトで釣った魚です。

 

始めからデッドベイトで釣ったと書けば何も恥ずかしくない、誇れる魚だった筈なのに。
飾る事無くありのままを始めから正直に書けばよかったと、深く後悔しています。

 

 

自分の意識の低さが招いた今回の件、これが事実です。改めて情報発信の重要性を認識致しました。このような事は今後絶対にしないと誓います。皆様を欺いた事で多大なご迷惑をかけてしまいました。大変申し訳ございませんでした。

 

 


またジャンプライズ卒業、除籍の件についての2人のブログの内容の齟齬についてですが、私が井上氏とお話して送り出して頂いたのが12/28です。それを記事にしたのが12/31。

井上氏が記事を書いたのが1/2です。この間に何があったかと言うと「今まで井上氏についた嘘が浮上した」と言うのが事実で、それに対して井上氏は私を送り出して頂いた時と気持ちが大きく変わったのだと思います。

この場をお借りして井上氏に謝罪します。大変申し訳ございませんでした。


 

 

20代前半、地元の房総半島で散々釣りをして来ましたが、その中で釣り場でのトラブル(個人間での喧嘩)や、ブログに貼った写真に写り込んだ背景の問題、釣り場での挨拶の有無、釣り場で隣との距離感を注意した事、SNS上の対人トラブルで沢山のアングラーの方々へ不快な思いをさせてしまいました。

日々の釣行費でお金に困った時、釣った魚を魚屋、料理屋へ卸していた事も有ります。
今は絶縁関係ですが、車上荒らしをした事のある友人が居た事も事実です。また、僕が車上荒らしをしたと言う話が飛び交っていますが、僕は決してしておりません。


今まで自分がしてしまった事を悔い改め、戒めとして心に刻み込むために、今まで自分がしてきた事実を公表し、謝罪する事が必要だと思いました。
 

ブログ、SNSをご覧頂いてる皆様、また僕を応援して下さっていた皆様には大変申し訳ない気持ちと情けない気持ちで一杯です。

嘘偽の発信をして失望させた事、不快な思いをさせてしまったアングラーの皆様、井上氏、この度は本当に申し訳ございませんでした。

                                           

 

鈴木 良幸

 

 

モンスターバトルVSヒラマサ!

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先日の釣行、ヒラスズキを狙っていると、予期せぬ強烈なバイト!
バイト丸見え、黄色い尻尾!水深数十センチのどシャローでヒラマサがヒット!!

 

 

運悪く掛けた場所が根越しだった為、ヒット直後から根ズレの感触→即オープンベールでテンションを抜いた。
ランが止まったのを見計らってベールを戻し、ゆっくりテンションを掛け、ロッドを立ててラインを目視で辿り、魚の大体の居場所を確認。魚を引き出すのに最適な角度へ移動。

 

この時魚は幾つもの根の下を潜ったり巻いてたりで動かないが、テンションを少しずつ掛けていき、PE1.5号が切れないギリギリのテンションで固定。
  
やがてセットの波が来る度に魚が波に押されて少しずつ動き始める。 
初めの動き出しは数センチずつだったのが、徐々に回収出来るラインが増えてくる。

 

 

 

「パチン、パチン」とラインが噛んでた根から外れる感触が何度も伝わり、根ズレの感触が無くなった瞬間に一気にスパートを掛けて寄せる!

根にラインが擦る感触に注意を払い、もし伝わった時には、スグにテンションを抜く事。

 

 

 


足元まで寄せてフックのかかり具合を確認。この子は安心、良い所に掛かってました。

ゆっくり岩を降り、魚の尻尾を掴んでランディング。
 

 

 

掛ける場所が良ければヒラスズキタックルでも普通に獲れるサイズですが、どシャローの根越しで獲った事に意味を感じる、嬉しい1本!!


 

「敢えてテンションを抜く勇気」
時間も掛かるしラインシステムは1発でズタボロになりますが、予期せぬヒットを確実に獲りにいくならオススメのファイトスタイルです。(あくまで根ズレした場合)

 

先月の23kgのコクハンアラもこのファイトスタイルでキャッチしており、
このラインの太さなら何処までテンションを掛けても大丈夫?の見極め、ギリギリの攻防が最高にシビれます。

 

 

昔はヒラマサ=喧嘩ファイトこそ大正解だと思っていたが、タックルや場所、サイズによってはそうとも限らない事を、この数年間で学んだ。ヒラマサって、喧嘩しなければ案外大人しい。
   

 

 

そして、こんな事も。

 

 

快晴どクリアのデイゲーム。ヒラマサタックルで投げると全然出なくて、試しにヒラスズキタックルにララペン150Fを付けて投げたら、いきなり7発も出た。 


その中でもメーターオーバーの、一番デカいヤツ!ファーストランで走った方向から、「獲れる!」と確信。

このサイズでは流石に止めきれず、走らせる作戦に。

やがて伝わる根ズレの感触。さて、オープンベール・・・とベールに手を掛けようとした所で、グローブが逆転するスプールに巻き込まれ、完全にスプールロック・・・!

 

 

左手は自由を失い、ベールを返したくても返せない。

「あ~~!やっちまった・・・!」

 

 

 

 

クソーッ!悔しい!!!あんな凡ミスで・・・。スプールに巻き込まれるなんて、どうしよーもない凡ミス。ドラグ逆転時の手の回し方には気を付けないと。自身の慢心により、貴重な大物を逃した瞬間でした。

  

あまりの悔しさに夕方目一杯までキャストを続けたが、その後バイトを得る事は出来ず、リベンジはお預け。

しかし今日の経験から、細い=喰わせやすいを痛感。喰いの渋った時間の打開策がフィネス化なら・・・。

 

勿論、無謀な細さのタックルセッティングは絶対しませんが、今後の僕の一つの課題。

釣り人側のテクニックで何とかなるなら、詰めてみる価値はあると思う釣行でした。

 

 
【使用タックル】
モンスターバトル108+ステラSW4000XG
PE1.5号+ナイロン30lb+サーフェスウイング95F

 

青年よ、鯵(夢)を抱け!

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GT(ロウニンアジ)45kg(実計測)

現認者 Island Hoppers 杉田さん

 

場所 吐噶喇列島 諏訪之瀬島 元浦港先端

キャッチ時刻 6/6 22:15(遠征初日)

ファイト時間 7分(カメラの時刻で計算)

 

 

 

 

激闘!45kgファーストGT。
 

前編

 

中編

 

 

 

初GT 45kg タックルデータ

ロッド バックアッパー(仮称)

プロト 9.9フィート PE5号ヒラマサモデル(ジャンプライズ)

 

リール 13'ステラSW18000HG(ソルティガZトラブルにより、急遽代打)

 

ライン ウルトラキャストマン フルドラグWX8 8号 230m

リーダー ナイロン240lb 1.5ヒロ

 

結束 

PE+リーダー=ミッドノット改

リーダー+サルカン=井上最強ノット

 

ルアー 梅雨ヴギィD7 ピンク

フック ST66 4/0×2 バーブレス

 

 

ウェア

・アルティメットレインスーツ

・プロテクションレインパンツ

・ロックショアベスト

・EXオフショアグローブⅡ

(アングラーズデザイン)

 

・メッシュキャップ

・ターポリンポーチ

(ジャンプライズ)

 

・船長と約束の「白長靴」

(対馬 ライフベースにて購入)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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幼い頃からずっと抱いていた「ショアGT」の夢を、今宵、遂に叶える事が出来た。それも、45kgの大物。
 
 
 
 
無我夢中だった。この地へ立つまで。この魚を抱きしめるまで。

 

 

 

 

魚との本当の「激闘」と言うモノを、初めて体感した夜だった。

 

 

 

 

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自分を奮い立たせ、自分に持てる全てを出し切って。
 
憧れの大魚に挑んで勝利した事は、一生忘れられない僕の宝物。

  

 

 

 

 

リールの一巻き一巻きが、

 

 

ポンピングの一回一回が、

 

 

 

ドラグの逆転音が、

 

 

 

 

今も、耳に響いている。

 

 

 

 

 

 

あの大魚と糸を通じて対話した事を、決して忘れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「青年よ、鯵(夢)を抱け!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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杉田さんとウエマー師匠の手を借りて、鯵を抱っこして体重計に乗る。

示された数字は110kg、そこから自分の体重を引いて45kg。

 

数枚の写真を手早く撮り、魚が弱らないうちに早めにリリース。

 

 

 

 

全身全霊。この一言に尽きた。全て出し切った。

みんなの声援があったから、ランディングのサポートがあったから、僕はあの魚を抱く事が出来たのだ。

 

 

 

 

 

 

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みんなからの祝福の声が、耳に入らない。ガッチリ握手を交わした手が、誰の物なのかもわからない。そのくらい、真っ白に燃え尽きた。

 

 

 

海中に消えていく魚を見送った後、一気に色々な物が込み上げて来て涙が止まらず、堤防の隅で隠れるように泣いた。

 

 

 

 

 

 

 

ここまで来る為に、色々な物を振り払って来たような気がする。

 

 

 

 

 

安泰と言われた仕事を蹴って親をガッカリさせ、

釣りたい放題やった結果、もう着いて行けないと彼女に振られ、

他にも細かい事を挙げればキリが無い。

 

 

 

 

 

世間体とか安定とか、普通の幸せとか。

そういうのを、結構捨てて来た気がする。

 

 

 

それでもあの時流した涙は後悔では無く、間違いなく嬉し泣きだった。

 

 

 

 

世間体とか安定とかって、他人の尺度で決める物では無い。

何が幸せかなんて、自分じゃなければわからないのだ。

 

 

そういう事に初めて気付いた嬉しさが、喜びが 嬉し涙に変わっていたのか    

 

 

 

 

 

息を整えながら仰向けになる。

 

 

 

 

トカラの満点の星空が、天の川が。涙でぼやけて見えた。

 

 

 

 

 

 

1匹の魚がここまで感動をくれる。

嬉し泣きって普通の生活じゃ、そうそう無い。





 

きっと、俺には釣りしか無いのだろう。

俺はきっと、釣りが1番幸せなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

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釣りが好きで、本当に良かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いつもブログを読んで下さっている皆さん、応援してくれている皆さん。

あの日あの時、現場に居合わせた方々。僕に関わる全ての方へ。

 

本当にありがとうございました。

お陰でまた一つ、夢を叶える事が出来ました。

 

 

 

 

 

 

 

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