Quantcast
Channel: 鈴木良幸の日本一周釣行脚
Viewing all articles
Browse latest Browse all 292

2016ショアGTアタック!#3 ~射程圏内!?~

$
0
0



ようやくGTと会えた昨晩。
昼まで爆睡した後、タックル準備を終えて何をしようか迷ったが・・・


今回せっかくシュノーケルを持ってきていたので泳いでサンゴや魚観察へ行くことにした。
カスミアジやイシガキダイを始め、本州では見れない南国の魚やサンゴを沢山見ることが出来て大満足!



その後はBBQで肉を焼き、夜に向けてスタミナをつける作戦♪
久々に食べる肉は美味ぇ~!!




今回の遠征で最後の夕暮れ。さぁ、いよいよ最後の夜だ。
昨晩入って来たトビウオは、今晩も居てくれているだろうか。






陽が落ちて辺りが闇に包まれた頃、昨晩GTをキャッチした堤防へ向かう。
到着して暫くはトビウオの姿は無かったが、夜が深まるに連れてトビウオが続々と接岸してきた。



遠くでは時折、巨大な水柱が上がっている。
今夜も期待できそうだ。間違いなく時合は近付いている筈だ。




トビウオが追われ、ザーッと言う音も段々近付いてきた。
それを捕食する主の水柱もギリギリ届くかどうかの距離まで近付いてきた。


遠投性に優れた150gのシンキングペンシルをフルキャストし続ける。

(もう少しで射程圏内なんだが・・・)




一向に近づいて来ないボイルに対し、苦肉の策でルアーのリアのスプリットリングにナス型オモリを装着。
アクション、フォールを度外視した、飛距離を稼ぐためだけの超後方重心、即席アウトレンジ仕様。


「アウトレンジで・・・決めたいよね!」


タラシを長めにテイクバック。腰を入れて、捻ってシュート!

渾身のフルキャストで放った着水点はボイルに間違いなく届いている。



ジャークしてはフォールを繰り返し、数度目のフォールで突如手元がひったくられた。



「ジ、ジ、ジ―――――ッ!!」




(喰った―!!!アウトレンジ作戦は大成功!)




ボイル直撃!まさかの1投目でGTがヒット!!



俺の1年の汗と涙の結晶、ステラSW18000HGから気持ちよくラインが出ていく。
ココは堤防の先端。ある程度走らせても大丈夫だ。闇を裂くドラグ音に酔いしれながら、ハンドドラグでプレッシャーをかけていく。



暴力的な引きに怯むことなく、ロッドを曲げ、巻ける時に巻く。
ファーストランは終わった。今度はこっちの番。反撃に移る。



ポンピング、巻く。ポンピング、巻く。ひたすら繰り返し、魚が寄って来た。
堤防際で身体を横にして張り付きが始まったが、ドラグを締め直して応戦。


仲間のアシストで落としダモはスタンバイ済み。
やがて、海面で降参と言わんばかりにヒレをパタパタしながら浮いたGTの姿があった。





やった!!昨晩よりサイズアップした30kg近いGTをキャッチ!!
プロトロッドのバックアッパーは正直まだまだ余力はあったが、場所的にアドバンテージがあった場所だったので、曲げ切る事は無かった。




2晩連続のキャッチに大満足!!しかもサイズアップ!!
このサイズになると、「GT!」と胸を張って言える風格になってくる。

しっかり重さを計りたかったが、近くに体重計が無かったのでスグにリリース。
居合わせた仲間内での厳しい協議の結果(笑)目測で30kg弱と言う事にしておきます♪



さてさて、まだ自分にも余力があるのでリーダーを組み替えて2匹目を狙う。

今夜は今回の遠征最後の夜なのだ。前半の絶不調を考えると、条件は最高だ。・・・同じ夜は二度と来ない。




トビウオが先程より更に遠ざかり、対岸のリーフ際へ移動しているような気がした為、ここで対岸のリーフへ移動する事に。

どシャローリーフのデンジャラスゾーン。
アングラー側には不利な立ち位置だったが、この移動は成功となるのだった・・・



つづく!!



Viewing all articles
Browse latest Browse all 292

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>